第12回高次脳機能障害講演会
今年度も、ぷらすかわせみでは、相模原市からの委託を受けて、9月27日(土)に高次脳機能障害についての講演会を開催しました。第12回となる今回は、川崎市南部リハビリテーションセンター南部在宅支援室に所属され、日本高次脳機能障害友の会顧問でもある山口加代子氏と文筆家で当事者でもある鈴木大介氏にお話しをいただきました。
山口氏から「高次脳機能障害とは」を分かりやすくご説明いただいた後は、お二人による対談。「当事者の心の動き」と「高次脳機能障害とピアの力」について語っていただきました。鈴木さんご自身の様子や感じ方を、発症直後・回復期・生活期と3つの時期に分け、注意障害・記憶障害・情動の脱抑制・易疲労の4つの症状それぞれについてお話いただきました。また「高次脳機能障害とピアの力」では、単に障害名が同じだからと当事者に丸投げするようなピアサポートの危うさを指摘されるなど、支援者にとっても大変、示唆に富むお話でした。
会場には、当事者やご家族、医療や福祉現場の支援者、民生委員さんなど87名の方にご参加いただきました。参加者からは、「どうしてなのかわからない行動や症状を、なるほどそういう事だったのかと納得できました」、「症状や重さが異なるのでそれぞれの困難なことを知る必要がある」といった声が寄せられました。当日の司会、会場設営、受付などは、毎月開催している高次脳機能障害フリースペースのメンバーが大活躍しました。

